ねば玉の戯言

九州の片隅で社会人してます。 ラルクを一生愛す。

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デスノート感想目次映画デスノート 感想まとめアナザーノート

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L、最期の23日間。

長引いてしまった感想も、これで最後です。

途中…なんかもうキレてますのでご注意。
キレるというかなんというか、悔しさがこみ上げまして…
相変わらず、痛々しいことになってます。

ではぐるぐるした叫びは続きにて。
L change the WorLdL change the WorLd
(2007/12/25)
M

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‡2
■正義を支えるのは、わずかな希望
「私は、正義と、そしてその名の下に希望を持ち続ける人々が一人でもいる限り、
法の下の正義を信じ続け、そして守り続けます。私がLである限り」

「あなたがいたことで、世界がどれだけ良い方向に変わったというの」。
それは、L自身、何度も問いかけた疑問だっただろう。
でも望む答えとは裏腹に、世界は全く逆の答えを突きつけてきたことだろう。

それでもLを支えたのは、自分の貫く正義の元に、
誰かがきっと救われているのだという、わずかな希望。
世界なんて大きすぎる。
でも「一人でも」自分の行動によって救われるなら。
小さくてもそんな希望が繋がるなら、
世界も変わると…「信じている」のが「L」なんだろうな。

世界を「導く者」には決してならない、「L」。
変わってくれればいい、そう信じて行動する、「L」。
そういうところが、いつかナオミが言ってたような、
「Lなら信じられる」と思わせてくれる所以なんだろう。

■希望と絶望
「どうして、あなたは人類に希望を持ち続けられるの?
あれだけ、人の愚かさや醜さに接していながら……」

九條がぶつかる壁。
「自己の能力への過信、大きすぎる理想、繰り返す挫折……。
一人の力ではどうにもならない世界の現実の中で、
心は次第に闇に覆われていった」。
これが普通で、Lが異常なのかもしれない。
でも「どうにもならない」では立ち止まれない、済まさないという
世界相手にも「希望」とやらを、突きつけてやろうという、
Lの「意地」が、常に彼を突き動かしてたんじゃないか。
負けず嫌いなLだから、きっと。

「九條さん。あなたがそれほど人類に絶望を感じてしまうのは、
ワイミーズハウスに在籍していたことが原因でしょうか?」

先んじるアルファベットを持つ者、K。
ワタリの信頼に答えられなかったと思い詰め、
自らをこんな道へ追い詰めた。

「KEEP YOUR WAY-信じる道を進め」。
結局ワタリは、最後までKを信じてた。
でも「ワイミーズハウス」のあり方は、正しかったのか。

「立て直さなければならない」とワタリが思っていたこと。
それでもLの正義を継ぐ者がこれからの世界にいること。
ワタリとLのしてきたことが正しかったかは、次の世代へゆだねられる。
だから彼らが「正しかった」というためには、
世界に残された者が、彼らの意思を継いだまま、
世界を変えようあがき続けなければならない。
…答えなんてずっと先か、ずっと出ないままなのかもしれない。

■世界を変えるのは
「人は確かに愚かです。
ですが人はまた、変わることができる生物でもあります。
真希ちゃんのような正義感を持った子どもたちが、
その素直な心のままに大人になってくれたら、
世界は変わっていくと思いませんか?」

変わって欲しいもの、変わってほしくないもの。
人は愚かだ、でもそれを変えられるのも人だ。
Lの言う「希望」は「願い」であって、頼りないものかもしれないけど、
シンプルすぎて、でもかえって叶えられそうな気がしてくる。

「どんな天才でも、一人では世界は変えられません。
世界を変えるのは私たちではないのです。
私たちにできるのは、手助けをすることだけです」

だからKに、罪を償って真希のような子どもたちのために、その能力を使えという。
「手助けをすることだけ」。
命がけでやってきたことを、そう言ってしまえるLがかっこいい。
でもその「手助けをされる側」に、自分を全く勘定してないLが、少し寂しい。
これから変わりゆく世界の中に、Lがいないことが、とても寂しい。

■事件解決後には、まだ見ぬお菓子を
「仕事は終わりました、ワタリ。何か甘いものを……」
事件解決後、Lがまだ知らないお菓子をワタリが用意するのが、いつものこと。
ごほうびのように、幼い子どものように、疲れた心を癒すように。
でも、今は必要ない、「未来への希望」が、何よりもLを癒すから。

「ワタリ、この世界でもう少しだけ生きてみたくなりました」
。・゜・(/Д`)・゜・。
ワタリはいない、自分の命はあと二日しかない、
こんな中で「未来への希望」をLに与えるなんて、いっそ残酷ではなかろうか?
「安らかに」、「眠るように」、そんな最期を迎えて、
Lは「これでよかった」なんて思ってるかも知らんが、
もうLに未来が無いなんて、「残される側にとって」、どんだけ残酷なのか!!!
L自身、希望だとか残したままで誰より無念なんだろうけど、
もっとお前は、「自分込みの世界」を考えるべきだった!!!
「世界」に対して「自分」が軽すぎる!
普通は逆だろう…だから、世界はなかなか変わらないんだろうけど!
お前はもう少し、厳しい世界に向け続けた優しさを、自分に向けるべきだった!!
だってひどいじゃないか、こんだけ世界のためにがんばってきたのに、
その世界にLがいないなんて。
世界なんてどうでもいいからお前だけは生きろ!とか
Lが最も望まない言葉を吐き捨てたいくらいに、
Lが世界に残されていないことが、悔しくてならない。

「最後ニ、アナタノオ役ニ立テテヨカッタ、L」
最後に、とか言うな。
Lと、Lと世界を変えていきたかったって…言えばいいじゃないか。
…そんなこと言わないのが、ニアなんだろうけど。

‡0
■嘘ばっかり
「竜崎、馬鹿な奴だ。
ありもしないデスノートと、いもしない他のLをでっちあげて、
自分が死んだ後の世界のことまで心配しやがって」

幕引きがあまりにかっこよすぎる、本当に馬鹿だお前は。
かっこつけるなばか、って言ってやりたい。
言ってやりたいのに、もういない。

■N
「ワイミーズハウスの『N』と行動を共にしてもらえませんか」
Lに次ぐ者、「NEAR」。Lを継ぐ者、「NEXT」。
Lが生きたことの証、とやらを、お前に賭けたいから、
なんとかLの望んだ優しい世界を、少しずつでも実現してください。
「してください」じゃだめなんだろうね、
「自分たち」が、「しなければならない」んだろうね。

■最初で最後の冗談
「真希さん、元気ですか?また会いましょう」
。・゜・(/Д`)・゜・。
まったくもって笑えない。
絶対に、笑ってやらないけど。
Lにまた、会いたい。

■「心の中のキラ」
「多くの人に愛され、そして彼らの幸せを守りたいと思った月。
だからこそ、デスノートを手にし、
悪人を殺してでも世界を正しく導くという、
誰もが持つ「心の中のキラ」からの誘惑に負けてしまったのだ」

供えられた花に囲まれ、写真の中から笑いかける月。
写真にさえ残らず、世界から消えたL。
死んでなお、月は多くの人に囲まれ、Lには誰もいない。

月は自らの日常を「退屈」だと言った。
それがどんなに、かけがえのない、得がたいものだったことか。
「心の中のキラ」なんて、ただの傲慢なエゴじゃないか。

■総一郎と月
「総一郎はキラを、月を、自分の息子を、
全力で否定しなければならなかった。
刑事として、月の父として、そして一人の人間として。 」

「キラ復活」を叫ぶ声とともに、犯罪はまたキラが現れる前のごとく起きる。
「法の正義」がいかに無力で建前だけの言葉であることか。
それでもなお、キラを、夜神月を、認めるわけにはいかない。
「キラは断じて正義ではない」、という後悔を、どうか彼らが忘れませんように。
「心の中のキラ」に溺れる者が現れても、彼らが止められますように。

■L’の正体
「『L’』ハ私タチLガ、デスノートニヨッテ殺シマス。
死体ハ、一時間後ニ、日本ノキラ対策室マデ確認シニ来テクダサイ」

Lは、自らでっちあげた裏切り者の「L’」になりすまし、自らを消した。
そんな、あとかたもなく消えていくことないじゃないか。
どこまで残酷になれば、気が済むのか。
残酷なのは、Lなのか、世界なのか…

■優しい脅迫
「子どもたちが笑顔を失わない未来をつくる。そう約束してくれませんか?
もし約束が破られたなら、その時には私たちLは、
躊躇なく封印を解き、デスノートを使います」

デスノートを使う気なんてないのに、使えないのに、
自分にはもうない未来を賭けて、世界のトップを脅す。
大統領は法の正義を守り続けて来た男へ、最大限の敬意をこめて告げた。
「わかった。約束しよう、L」 。

かっこいいなぁ、L…

■チョコと腕時計
「真希さん。そろそろ目覚めた頃でしょうか?
今日もいい一日にしてください」

ぞんざいに投げられた大統領の携帯と、
大切に取り出された真希の板チョコ。
今日も、明日も、ずっと、
真希にとって、世界にとって、Lにとって、「いい一日」が、くればいいのに。

「月君、もうすぐそちらに行きます。
『無』の世界というものがどんなものか、一緒に探検しましょう」

時計をはずし、写真の横にそっと置く。

■最後は、懐かしく穏やかなチェスを
「私は子どもの頃から、どうしてもあなたにチェスでは勝てなかった」
「私はあなたの期待に答えられていたでしょうか?」

不安そうに訊く、まるで幼い子どものように。
答えを確かめてから、安らかに、眠るように。
さようなら、L。
最期の一手は、せめて穏やかなあの人に。



■総括 ~ L change the WorLd ~
Lはそんなことするのか?
Lは世界を変えられたのか?
答えは結局出ないような、出さないままの方がいいような小説でした。
まさしく「私もLです」な小説なんだと思う。
Lのこと何も知らないから、知らないけど、Lはこうだったんだろうな、って
答えはもう失われたかもしれないけど、ずっと考え続ければ良い、
そうやってLのやりたかったことを人々に「考えさせる」ことができれば、
Lはこれからでも世界を変えていけるんじゃないかなと思いました。

なんだかんだで
その他>>>越えられない壁>>>夜神月>>越えられない壁>>>>>ワタリ、
っていう図式が崩れなかったのが嬉しかったです。
最後に、時計外したのがよかった。
でも写真の隣に置いてくれてよかった。
そこはいくらなんでも夜神月にも譲れないよという一線を
ぎりぎり守ってくれたのがよかったです。

一回目は「また会いましょう」でこの嘘つき!と泣きまくり、
二回目は「この世界でもう少しだけ生きてみたくなりました」で、
悔しさのあまり泣きました。

一回目と二回目の間に、小説すばるの松山くんのインタビューを読んだので、
その考え方にひっぱられてるかもしれません。

あのインタビューはせめて映画の前には、読んでおくと見方が変わるなと思いました。
ということで、次のL関連記事は映画前に松山くんインタビューのまとめです。
Lにまた、映画で会えるのが嬉しい。
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こんばんは*。
(こんな時間に失礼します・・・:;;)
いつも返信有難うございます!m(_ _)m


感想(4)、読ませて頂きました。
そしてまた泣いてしまいました・・・(汗)

ねば玉ん様と同様に、後半(の後半?)は、
私も悔しさと悲しさでいっぱいでした・・・・。

Lにはこの「新しい世界」でまだまだずっと生きていて欲しい。それなのに。

神様は実に不公平です。
・・・・・酷いよ。(愚痴言うな)

あぁ、何かまた泣きそうになってきた・・・・(・_・、。)


最近ネットをする時は、『I'll be Waiting』となぜかコブクロの『蕾』をずっと流しています。(他にもたくさん;)

そして、『L』のサイトを色々見てまた泣きそうになる始末・・・。(大丈夫か私)

※スピンオフサイトがリニューアルされていました~。
今度はトップ、映画ポスターみたいに皆様勢揃いです。※


では、またまたm(_ _)m
失礼しました;;

2008.01.20 01:31 URL | 櫻 #J/OPKEkg [ 編集 ]

こんばんは。

もうあまりの悔しさにLにまで
やつあたりしてしまいました。(笑)
映画のLの選択はやっぱどうも
止めたい感じいっぱいです。
そっから止めるとスピンオフなんて全部話変わりますけど;

コブクロは「風」が好きでした。(何の話?
http://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/265861/Y013976 (歌詞)

あとこれ読んでるときは
hide with Spread Beaver
の「HURRY GO ROUND」が脳内流れてました。 http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND10586/index.html (歌詞)

ちょうどhideが亡くなったあと、
デモテープからシングル化された曲で、
でもそれが「また春に会いましょう」って歌で…

そんな歌残したんなら行かないで、と思ったものでした…

せっかく教えていただきましたが
スピンオフLのトップページの表示には
うちのPCではもう5分くらいかかるんで
めげてしまいました…
買い換えたい…;;

ではコメントありがとうございました!

2008.01.21 01:18 URL | ねば玉 #- [ 編集 ]

遅くなりました・・・。

でも初っ端ッからずっと涙を流しながら読んでました・・・!!
あー私ねば玉さんのブログに出会えてホント良かった・・・(ノ_;)
言いたいことは全部ねば玉さんが言って下さっている。
Lのことになると言いたい事全部ごちゃごちゃになって
まとめられないんですよいつも。

先日発売されたLの公式ムービーガイドにつぐみ先生のコメントが
ありまして、こんなことを言っていたんですよ。

「Lが今でもスクリーンで活躍してくれるなら、
漫画でLを殺さなければ良かったと思うこの頃です」

正直今更・・・!!と一瞬思ってしまったのですが、
つぐみ先生も愛するわが子を殺すような気持ちだったんだろうなって
思ったら、原作をリアルタイムで読んでいた時の
Lを失ったあの時の気持ちが少し救われた気がしました。

世界は残酷だけど、Lが希望を捨てないから、それだけで生きていけそうです。

色々思いすぎて何を言っていいのやら分からなくなりました;
でもこの感想が読めて良かったです!!

2008.01.22 11:36 URL | 小葉 #- [ 編集 ]

こんばんは~

>私ねば玉さんのブログに出会えてホント良かった
泣きますよ。・゜・(/Д`)・゜・。
私はそう言っていただける小葉さんと出会えるきっかけになったLに出会えてよかったです。゚(゚´Д`゚)゚。

>Lのことになると言いたい事全部ごちゃごちゃに
私もなります…
特に今回のは、発売からだいぶ間があいたのと、
違和感はありながらも読後は「Lぅうう!」になる、という
扱いずらい小説でした。
でもやっぱ初めて読んだときの感想を、読み進めた感じのままに吐き出したいなと思ったのでつづりました。
それでいつもより「あらすじ」がメインみたいな書き方になったんですけど;

ムービーガイド、この記事の日に発売ですよね。(笑)
まだ買ってません…;
原作リアルタイムはきついですね…
でもいいなぁ、と思います。
もっと早くLに出会いたかったし
つぐみぃいい!という慟哭が、よくも悪くも強くなりそうな気がします。
…しかし、ほんと「今更っ!」ですね。にくい…(笑)

Lがあの状況で希望を見出したこと。
それが世界を変えるんだなと、変えていこうよと思える終わり方でしたね。

私も小葉さんのコメントが読めてよかったです。
ではまた口絵ぴらぴらしてきます。(笑)

2008.01.23 00:54 URL | ねば玉 #- [ 編集 ]

「どんな天才でも,一人では世界は変えられません。」という台詞は月を意識して言ったと思います。月は一人で世界を変えようとした天才に他ならないですから。
確かに死んでいくLに未来への希望を抱かせるのは酷だと思います。またLが自分を軽く見ているということには強く同意します。しかし,そんな人間だからこそ私はLに惹かれたのかもしれません。

2008.06.19 21:14 URL | ぷよ #- [ 編集 ]

そうですね。
ところどころ、キラ事件がLに与えた影響が見られるのが感慨深いです…

2008.07.07 14:20 URL | ねば玉 #- [ 編集 ]













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